< ヨーロッパ映画ではないけれど >
Batmanファンの皆様には失礼なコメントかもしれません。予めお詫び申し上げます。
Batman Returnsと言って、チケットのお兄ちゃんに笑われました。Beginsだってば!
Ken Watanabe見たさに行きました。もともとこういうCG・アクションものは苦手なのですが、いやはや久々にEntertaining! Enjoyable! Highly recomend! なんて、配給会社しか言わないような感想でございます。笑える、笑える。 まったく話の筋を知らなかったので、何から何まで新鮮でおもしろい。
Batmanの強さの秘訣は忍者魂ですよ、忍者。 衣装も自分でペンキスプレーかけて作っちゃうし(そんなに人間味あふれるストーリーだとは思っていなかった)。 力尽きると、携帯電話で爺やに助けを求めます。
更に京本政樹!?がでてきて、必殺仕事人・James Bondばりのしかけ・ガジェット登場。時に、忠臣蔵の要素ありで、最後には飛んだ、飛んだ!わぁいと感動。しかも、月夜に浮かぶ、バットマンマークはああやって影絵にしてたんですね。
スーパーマンとかスパイダーマンのようなかっこ良さが全然ない。セリフにもジョークがちりばめられていて、たっぷり楽しませてもらいました。
音楽もいいですねぇ。 ♪ミ・ソ・ミ・ソ・ミ・ソ・ミ・ソ♪が基本。 「レインマン」以来、ファンになったHans Zimmermanが音楽担当です。
そうそう、肝心のKen Watanabe。わざとらしい英語が、演技なのか、ほんとにそういう発音にしかならないのか微妙で、時に聞こえてきた観客の笑いが、後者を意味しているような…。
でも、とにかく、海外で日本人が活躍してくれることは嬉しいことであります。
★★★★☆