<UK/US 2005>
Director: Andrew Adamson
Cast: Goergie Henley(ルーシー), William Moseley, Skandar Keynes, Tilda Swinton, Liam Neeson(アスラン)
Synopsis:
CSルイス原作(1950)のファンタジー待望の映画化。正式タイトルはThe Chronicles Of Narnia: The Lion, The Witch And The Wardrobeとなんとも長いもの。邦題は「ナルニア国物語・・第一章ライオンと魔女」と短縮しているようですね。CSルイスは指輪物語のトルーキンとも親交があった人。
ロンドンから疎開してきたペベンシー家の4人兄弟姉妹。その地方のマナーハウス(領主邸)には子供嫌いだという領主が住んでいた。 退屈になった4人はかくれんぼごっこを始めるが、そこで一番年下のルーシーが隠れた衣装ダンスには、たくさんの毛皮がかかっていて、奥へ進むと突然、真っ白な雪景色の中に飛び出していた。そこには別の世界が広がっていて。。。。
ルーシーのこの不思議な体験は、他の兄弟たちには理解してもらえなかったが、ふとしたきっかけで、4人ともこの衣装ダンスに入ることに。そして、彼らはナルニア国に入り、そこが悪に支配されていることを知る。
4人は時に仲違いしながらも、ビーバー夫婦らと旅をしながら、ナルニア国の創始者アスラン(トルコ語でライオン=ユダヤの獅子=イエス・キリスト)と共に悪と戦う。
Comments:
リアム・ニーソンのあたたかくて深みのある声がぴったりはまったアスラン(ライオン)は、Lord of the Ringのアラゴンを彷彿させるかっこよさ。そして、何より末っ子ルーシーことジョージィ・ヘンリーの見事な演技と純粋さ。たまりません。
4人がナルニア国を守るべき戦士と言われて驚いた長女。
「私達は、単にフィンチリーからきた四人よ」
このフィンチリー、ロンドン北部にある日本人も多い地域。ここで観客から笑いがもれておりました。(ぜひ今度はフィンチリーの映画館で見てみたい)
聖書の物語を下地に書かれているファンタジーの傑作を見事に映画化。Lord of the Ringも Harry Potterも好きですが、こちらは、もっとアナログ的な感動があります。もちろん、最先端CGを駆使しているんですけれどもね。こちらも、ロケ地はニュージーランド。
★★★★☆ 限りなく5つ星に近し! 私のツボにはまりました。